2.火山の仕組みと噴火の種類

 

注:配布資料は各自でダウンロードするように指示していますが、試験時には配布資料の持ち込み禁止ですので、講義中に不要な方は 紙印刷して授業へ持ってくる必要はありません。

 普通のノートでも、講義中に簡単なメモが取れれば十分です。授業中に話したこと、お見せしたスライド、試験に必要な事は ほぼ 全て このサイトに載っていますので、授業中は スクリーンのスライドを観ながら講義に集中し、その後、タブレットでも、携帯・スマホでも、PC・Mac でも、復習できれば良いと思います。

 各回の復習問題は 授業終了後に このサイトにアップロードします。試験の要領・復習問題については、第一回の授業のページをご覧ください。

火山第2回 配布資料カラ―.pdf
PDFファイル 3.6 MB
火山第2回Jun18 2015 配布資料グレースケール.pdf
PDFファイル 3.5 MB
第2回復習問題2015-講義2.pdf
PDFファイル 148.5 KB

 

 注:ニュースなど、メディアでは噴石という用語をよく耳にしますが、これは上記の火山岩塊・火山礫・古い岩石の破片・軽石(安山岩質:ただし、玄武岩質なのにガス・気泡が多く黒い軽石のような物もあり、これをスコリアと呼びます)など、全てをひっくるめた物、あるいは定義がゆるく曖昧な物で、地学・地球科学では使われない用語です。これは気象(業界の)用語である、とする人も居ます。詳しく知りたい方は、以下のサイトをご覧下さい。

 

http://togetter.com/li/733990

 

 御嶽山の噴火で、最近よく耳にする、見かけるので、上の表にも加筆しましたが、論文・レポートに使うべき単語ではありません。ちなみに御嶽山の報道で使われた噴石は(大きさ的に言うと)火山岩塊に相当し、(岩の構成物から判断すると)、(山頂付近で爆発火口となった場所を元々覆っていた)古い岩石の破片が多いようです。

 

 ストロンボリとはイタリア・シチリア島の北に浮かぶ小さな火山島の名で、この火山の「噴水のように溶けた溶岩を噴き上げる」噴火様式から命名さらたのがストロンボリ式噴火です。

 

 ほぼ毎年のようにもう何十年も連続して噴火しており、近世のほか、古代も中世にも同様な噴火活動と時期が頻繁に見られたため、「地中海の灯台」と呼ばれて来ました。

 

  ちなみにブルカノ式噴火はストロンボリ島の南にあるVulcano島に由来した名前で、イタリア語でも火山の事を vulcano と言います。このイタリア語が16世紀に他のヨーロッパ諸国に広まり、火山を表す英単語「Volcano」も生まれたとされています。

 

 日本でもストロンボリ式噴火はよく見られます。

  下は 1986年の 伊豆大島(カルデラ内の三原山)の噴火の写真ですが、右をよくみると、小規模ですが、確かにしてますね。左側だけをみるとハワイ式噴火(主に溶岩流)ですが。

 

 しかもこの時、三原山で噴火が始った数時間後に、今度は外輪山の北西部に割れ目が生じ、そこから火柱が血しぶきのように上がって溶岩が噴出しました。これを 割れ目噴火 と呼び、1986年の大島の噴火で日本でも有名になりました。世界的にみると、割れ目噴火はアイスランドでよく起こる事が昔から知られています(ここも玄武岩質のマグマをもつ火山です)。

 

 

 また、ストロンボリ式噴火に代表されるように、溶岩が噴水のように高く噴出すと、ちぎれた溶岩が空中で放物線を描く間に冷え、その時に形が「柔らかい 餅 が 伸びるように」紡錘形になります。そうやって熱いまま(大抵、表面は固まったまま)飛んでくるこの物体を 火山弾 と呼びます。

 

 小規模の噴火だと、火口から2kmくらいまでしか飛んでこないのですが、噴火の規模が大きくなると、飛距離も火山弾のサイズも大きくなります。ちなみに小さい火山弾でも当たったら致命傷ですから、火山の近くに居る時に噴火が始まったら、安全な場所に直ぐに非難して下さい。

 

 下の写真は大島南部の海岸付近で見つかった火山弾です。2m以上あります(写っている2人とも背が高いです:左は筑波大学・准教授の物理学者ジェームズさん、右は千葉大の学生さん)。

 

↑ 昨年10月30日に英国放送協会 BBC と 英国ロンドンの自然史博物館(Natural History Museum: 大英博物館の一部)が 共同で行った昨年度の「野生生物写真コンテスト」で、温泉に浸かりiPhoneを操作するニホンザルの写真を撮影したオランダ人写真家の マルセル・ファンオーステン氏が優勝。この写真は合成やヤラセではなく、猿を撮影しようとiPhoneを構えていた観光客から上の写真中のニホンザルがiPhoneをひったくり、ゆっくり温泉に浸かりながら、iPhoneの使い方をサルマネしている所を、(数年前から毎年冬になると来日し、志賀高原・地獄谷にある この温泉のニホンザルの生態・挙動を撮影していた)マルセルさんが 「ここぞ!」とばかりに撮影。ニュース・リリースとともに昨秋 世界中で話題となった「人間のようにiPhoneを使う温泉サル」の写真です。

日本語のニュースはこちら。

http://www.sankei.com/world/news/141030/wor1410300022-n1.html

英語ですが、下のサイトには上のニホンザルを撮影するまでのマルセルさんの写真数点が公開されています。写真をみるだけでも その苦労が伝わってきます。

https://iso.500px.com/snow-monkey-iphone-photo/

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