地球科学英語

English and Communication Skills for Earth Scientists

第1回 イントロ

 

日々進化し続ける英語。日本語もコミュニケーションの手法も然りですね。(流行語を含めた)言葉遣い、語彙の変化だけでなく、身振り手振りもネットの普及と共に、凄まじい勢いで変化しています。1950年代どころか、1980年代の著名な講演者や言語学者が現代にタイムスリップしたら、日常生活をするのに、日本語だろうと英語だろうと、素人以下のコミュニケーション能力しか持てず、かなり苦労するでしょう。

 

 

「英語は生涯教育」と言われますが、これは日本語を含めた多言語、そしてボディー・ラングエッジ・声色のようなコミュニケーション能力全般に言えます。その大きな理由は、上記の言語・コミュニケーション法の日々の進化。もう一つの大きな理由は、情報化社会の発達に伴い、誰でも文書をメールなどで交換し、ビデオをアップロードし、Skypeでチャットする。そして一人当たり一日に扱う言語的な情報量が読み書き・会話・視聴も含め、年々指数的に増加しているのです。つまり、こういった言語力を養っておかないと、情報が消化できず、読みたい文書が理解出来なかったり、相手に誤解されないどころか、情報が多すぎて手も付けられず、ストレスが溜まるばかり。何だか、もう既にこういった症状があるのでは?と自分を疑った方も多いはずです。文明の進歩は便利な生活と引き換えに、脳を窮屈にしているのです。

 

 

ところが、見方を変えてみると、言語情報を上手く要領良く処理さえできるようになれば、科学技術の進展や生活の便利さを享受したまま、知識を増やし、相手とのコミュニケーションも円滑に行い、ストレスを溜めない楽しい生活が出来るようになる、という事です。卒論研究も、就活も、社会人になってからの仕事と生活も上手く行くはずです。

 

この地球科学英語の授業では、地球科学の専門知識を持った皆さんが、一個人として勉学・研究を行い、社会に出ていろんな言語(特に英語と日本語)で生活して行く上で必要な基礎知識を培うだけでなく、自分の個性や目的にあったコミュニケーション技術と言語力(日本語・英語)の生涯学習を続けるための手法を学んで行きます。プレゼン技術、速読法と批評(Critical Reading)、マインドマップ、アイデアの創出・まとめと論理展開、ライティングのそれぞれの項目について、いろんな学習法が紹介されますので、それぞれの項目で自分に合った方法を是非発見し、実践して下さい。